今日の花の里その4
昨夜から雨が降り続いています。雨で今日は作業が出来ないかなと思いながら現場に行ってみます。
ご覧の通り轍も水びたしです。埋め戻し用の土も水を含んで重くなっています。これでは昨日の作業の続きは出来ません。
あきらめて帰りかけると道路に小枝や木っ端が散乱しています。昨日までの伐採のせいです。
雨の中でも道路の掃除は出来ます。方法は先日急坂を下ったときに思いつきました。
下り坂でエンジンブレーキの代わりに排土板を地面つけて減速しました。そのときに振り返ると偶然道路がきれいになっていました。
排土板が掃除機の役割を果たしていました。この方法での道路掃除は邪道かも知れませんが写真で見る通りごみを集めています。
ほらこの通りきれいになりました。これで乗用車で入ってきても枝を引っ掛けて傷つけることもなくなります。
今日はこれで終わりです。この後友人の出演するライブに誘われていますので行ってきます。その報告は後日あらためて。
今日は晴れ。久々に暖かい一日でした。昨日切った木の後片付けが今日の予定です。一日で終わるかな?
頼りになる助っ人が現れました。義姉のMさんがお弁当を持って来てくれました。
おまけに軽ダンプを運転して木の枝を広場の集積場まで何往復もしてくれました。
ダンプママ?? ほんとに助かりました。感謝です。そしてご馳走様でした。
義姉のおかげで思ったより早く片付いたので植え付けの準備を始めました。
山の土は栄養の乏しい赤土です。おまけに水はけも悪い。それで大きめに穴を掘って集めたいい土で埋め戻します。
埋め戻し用の土をフレコンバッグに入れてユンボで運ぶところです。この袋は1トンの土を入れても大丈夫です。
フレコンバッグで運んだ土を掘った穴の脇に置いていきます。
この方法で運ぶことに決めるまであれこれ試行錯誤したのでこれ一回運んだだけで日が暮れました。
明日は埋め戻し用の土と化成肥料と堆肥を混ぜた土をひとつひとつの穴に入れていきます。
これまで作業を始めて明日を含めて26日かかりました。お手伝いいただいた日は12日ですから一人ですると考えると
38日かかったことになります。20本でこの日数ですから100本では190日かかることになります。
桜を100本植えるだけで一人で半年の日にちが必要です。他の花や道路整備などの作業もあります。
休みも必要ですから年中作業に追われる日々になりそうです。その8割が後片付けも含めて木を切る作業です。
山を開き桜を植えることはキコリになることのようです。
これからの人生はキコリとして生きます。与作と呼んでください。「ヘイヘイホー〜」。
予報によると今日は一日中晴れです。しかし朝の気温は昨日より低く感じます。
バケツの中の水が凍っていて割って厚みを計っています。2.8cmあります。昨日は2cm未満でしたので今朝のほうが冷える訳です。
上は今日届いたばかりの新しいチェーンソーです。今まで使っていたものと比べて1.5倍あります。パワーも段違いですプロ仕様です。
ただし値段はアマクラスの安いものです。しかし使って見るとプロ仕様が納得できます。いい買い物をしました。
ということで今日の作業はまたもや伐採です。今まで切った斜面と道路の反対側をきります。
いずれ切らなければならないので苗を植える前の方が苗をいためる心配がありません。
今日は大物だけを切ります。これはかなりの大物です。向かい側は前を植える予定の場所です。
こんなのが倒れてきては苗もたまったものじゃあありません。
早めに切って正解です。新しいチェーンソーのおかげでここまで分けなく攻略できます。
後ろにあるユンボと比べてください。大きいのがわかります。
倒したものの後の攻略方がわかりません。
下から見てもこんな感じで枝を切ろうにも手が届きません。やはりユンボで低い切りやすい場所に移動する必要があります。
倒した木の切り株です。右は年輪がわかるように拡大しました。数えると32ありました。32年でここまで育ちました。
ユンボを使ってここまで小さくきりました。向こうに見えるのが下半分です。
こんな感じで十数本切って今日は終わりました。
今日は晴れたり雪が降ったりめまぐるしく変わる天候でした。気温も一日中氷点下でした。
花の里にはボタン雪が降り注いでいます。今日も植え付けは無理のようです。
この写真は植え付け用の土を写したものです。雪に覆われ凍り付いています。
今日は倒した木の小枝や蔦、茨を回収をすることにします。
これは伐採したクヌギの仲間です。ホダギにするために残しています。菌を植え付けて2年後に椎茸ができます。楽しみです。
ダンプに積んであるものは何だと思いますか
すべて伐採の際に私たちを悩ました蔦です。木を切ってもこの蔦で倒すまで倍の時間がかかりました。
この蔦だけで20キロくらいありました。左の太い方が根元です。
写真的には地味な作業をして一日が終わりました。
雪です。今日もきこりの一日です。
雪に覆われてすべてが凍り付いています。集めた植え付け用の土も凍ってスコップが入りません。
出来るのは昨日まで伐採した木の始末です。
運びやすいように小さく切って保管場所に集積します。ホダギに出来るものはホダギにします。
大木は軽ダンプに積める大きさに切りユンボで積み込みます。
この木は松の木です。水に強いので丸太橋に利用できるかもしれません。
S名人が来てくれたので仕事が捗ります。
道路脇の桜を植える斜面です。木に覆われていましたがなんだかスッキリしました。これで桜の苗が十分日の光を浴びることが出来ます。
ポット植えにした苗は広場の温室に入れていますが気温がマイナス2℃で凍結の恐れがあるので家につれて帰ることにします。
今日も一日中氷点下でした。時折雪がちらつき風も吹きました。とにかく寒い一日でした。
車の轍がガチガチに凍っています。凍ったおかげでぬかるみにタイヤがはまることもありません。
野焼きの跡です。水が溜まりさらにそれが凍って野焼きも出来ません。氷は一日中融けることはありませんでした。
気温が上がる日が来るまで植え付けは無理のようです。苗は温室の中で無事に過ごしています。
昨日の伐採した木の後片付けをしていると先日ビビッて切り残した木が目立ちます。
昨夜チェーンソーの歯を念入りに研いでいたので再挑戦する気になりました。
道路の方へ倒すと後が厄介なので山側に倒すように楔を用意し受け口、追い口と歯を入れます。
チェーソーが小さく見えるような太さです。歯(チェーン)を入れること数十回。
歯が幹の太さに負けて一方向では切れません。幹の周りをへばりつくように回り切り進んでいきます。
受け口で倒れる方向を決めていますがその通りいくとは限りません。だんだん切り口が大きくなるといつ倒れ始めるかと
自分に向かって倒れはしないかと気になり恐怖感が募ってきます。
そしてついに
ミシミシと大きな断末魔の声をあげながら倒れていきました。方向も思った通りで上手くいきました。
この木もクヌギの仲間の木ですから大量のホダギが出来ることでしょう。
気をよくして更なる挑戦です。
この林一番の大物です。根元から切るのは無理そうなので。枝をすべて切ることにしました。
「里山」で有名な写真家の今森光彦さんによるとこのクラスのクヌギ類を山おやじと呼ぶそうです。
山おやじもこんな姿に。小さく見えますが枝一本が30cmの太さです。
こんなになっても山おやじは死んではいません。この株から彦ばえが生え10年後にはりっばな木に戻るそうです。
今まで切ってきた大木ははぜの木を除いて株を残しているので殆どが再生します。
今回の伐採計画で切る木は残らず切り終えました。
ユンボも使いながら後始末をしましたが時間がかかりすぎて途中で日没を迎え明日の作業に回します。
今日も雪です。家の近くは雪が積もっていますが花の里はどうでしょう?
近くの山が雪で煙って見えます。
テレビの天気予報も一日中雪だるまが並んでいます。週間予報も晴れるのは1日だけです。苗の植え付けの予定も暗雲が立ち込めています。
直接の植え付けをあきらめてすべてポット植えにしました。
しかし昨日の例もあるので一縷の望みを抱いていざ出発です。
ところが愛用のダンプにキーが入りません。
昨日高圧洗浄機で洗車したことを思い出しました。鍵穴が凍っているのです。水道が凍る話は聞いていますが鍵穴の凍結は始めての経験です。
お湯を鍵穴近くにかけてキーを差込むことが出来ても回りません。さらにお湯を沸かしドア全体にかけやっと解錠しました。
この気温では苗も凍ってしまうのではと心配しながら出発しました。
里の山もこの通り雪です。車の轍も凍っています。
苗は凍らないように温室の中でお休みいただくことにしました。
この雪の中M.Sさんが手伝いに来てくれました。先月から毎日曜日欠かさずきていただいています。
この方こう見えても程近いところの会社の社長さんです。この方のおかげで花の里の地所を彼の知り合いの社長さんから購入することが出来たのです。
花の里実現の恩人です。感謝してもし切れない方です。
さて
今日の作業です。雪でも出来る伐採です。
今日の大物はこの松の木です。
ほぼバーの長さと同じ35cmでした。
今日の成果です。円で囲ったエリアをすべて伐採しました。
明日も雪の予報です。作業は倒した木の片付けから始まります。